約半年かけて製作した【軽キャンピングカー】をご紹介します。
ベース車
ベース車は、ダイハツハイゼットカーゴです。
息子が仕事で必要だったので、2年ほど前に20万円で購入しました。
DIYするか悩んだ
実は、この車をDIYするかどうか悩みました。
素人DIYで本当に完成するのか?
かなり状態が悪いので、修理が必要なのではないのか?
軽キャンピングカーは作ってみたいけど、せめて「ハイルーフ」が良いなぁ。。。などなど
不安が沢山だったので、友に相談(笑)
まぁ、友に相談した結果「やってみよう」ということになり、製作が始まりました。
外装(パテ埋め)
まずは、この傷を何とかせねばなりません。
何とかせねばなりません。とは言え、素人では到底手に負えません。
Google先生や、YouTube先生に沢山教えていただきながら、パテ埋めすることにしました。
まずは、表面をヤスリがけ。
ヤスリがけで、かなり体力と精神力を消耗したので「とりあえず錆がなんとかなればいいや」くらいの気持ちで。
予想以上にパテが必要で、同じ種類のパテの容量違いを買ってきてるつもりなのに、なぜか内容物が違う(笑)
そんな事すら気にする気にもならないくらいに、寒いし時間かかるし消耗しました。
もうパテがモッコリしてても、「もう良い」というマインドに。
本職の方尊敬します。。。
外装(塗装)
パテ埋めが何となくできたら、マスキングして(これも1日かかった)いよいよ塗装。
塗料は、タカラ塗料さんの「世田谷ベースカラー」と「パンプキンスープ」を使用しました。
まず、屋根を刷毛とローラーで塗りかけたんですけど、刷毛の跡とかが気になってしまって、Amazonで「ペンキ屋くん」をポチる。
ペンキ屋くん最高でした。
作業効率も仕上がりもめっちゃ上がりました。(大満足)
こんな感じ(^^)
ソーラーパネル
屋根にキャリアを取付けて、RENOGYのソーラーパネル100Wを2枚設置しています。
荷物が多い時は、後ろの空いたスペースにソフトタイプのルーフボックスを付けてその中に収納しています。結構収納力があるので助かっています。
車内にポータブル電源を2つ設置していて(Jackery ポータブル電源 1500 PTB152とSUAOKI PS5B)にそれぞれ蓄電しています。
直列や並列や難しそうなので、単純に1つの電源に1つのソーラーパネルという風に接続しました。
外部電源
絶対に取付けたいと思っていた外部電源。
自分でAmazonやYahoo!など色々ググってみたけど、どこから何を購入して良いのやら全くわからず、結局「おっ!チャンネル」のおっちゃんに連絡。
無事に購入先と購入物のリンクをGet。
自分で取り付けるつもりだったんだけど、実家近くに行く用事があったから父親に「今家おる〜?」というアポ無しのいきなり訪問をして、取り付けてもらいました。
後日、車内側に電源パネルを購入して設置しました。
このパネルはカインズホームで購入しました。
玄関と呼んでいる出入口
後部スライドドアを開けた所を玄関部分にしています。
通常は、助手席側を出入口として使うのが多いと思うのですが、私は利便性から運転席側にしました。
助手席側だと、ワンコを乗せてまた運転席に行くのにぐるっと回っていかないといけないし、面倒くさいなぁと思ってあまり考えなしにそうしたのですが、、、
ある日のこと
「日本は左側通行だから、助手席側じゃないと危ないじゃん」
という友の言葉にハッとしました。。。
そういう事だったのですね(^_^;)
勉強になります。そして、絶対そうだと思いました。
今度DIYする時はそうしよう。。。
さて、玄関部分は収納になっています。
手持ちのカメラバッグが入るサイズで作りました(^^)
これは動画を公開してるので良かったら見て下さい(^^)
玄関部分には、入って左側にスイッチパネルがあります。
天井に取付けてあるLEDライトのON/OFFと、夏場の扇風機のON/OFFを制御できるようにしてあります。(シールは購入時の状態のままになってますw)
このスイッチパネルの上の方には、ティシュペーパーとビニール袋が2種類すぐに取り出せるようにくっつけてあります。
棚
左側の棚
スイッチパネルが付けてある方の棚は、簡易シンク兼デスクになっています。
ここの蓋?を開けると、、、
こんな感じでデスクになって、デスクの右上のところにコンセントを設置してそこから電気が使えるようにしてあります。
シンクを設置するまでは、ここをデスクにしてお仕事をしたり、身支度をしたりしていました(^^)
もともと作った時は、シンクをつけるつもりは無かったのですが、何度か車中泊を重ねるにつれ、歯磨きやちょっとした手洗いを車内でしたいと思うようになりました。
この小さなスペースにハマるシンク、そしてウォータータンクはあるのかな?と調べていると見事に見つけてしまったので早速とりつけることにしました。
まずは、排水だけ出来るようにして、ペットボトルのお水をつかったりしてたんですけど、やっぱ蛇口から出たら便利だよなぁという欲に負けて、Amazonで小型のウォーターポンプをポチってしまいました(笑)
結果、とっても便利になりました。
ただ、ポンプが天板と干渉するので、ここをデスクとして使うことが無くなりました(^_^;)
ここの天板の裏を収納に変更しようと思ってます。
右側の棚
右側の棚の上の部分は、ワンコグッズが収納されています。
ワンコのおむつとか、トイレシート、ご飯、おやつ、ワタシ用のプロテインなどなど。
床マット
車中泊時にとっても大切な、床のクッション性。
このマットを作るまでは、何重にも色んなクッション性がある敷物を敷いていました。
このマットが出来てからは、下には汚れ予防の敷物とか、冬は電気毛布を敷きますがクッション性の物を追加する必要なく、腰痛持ちの私でも腰痛になること無くぐっすり眠れています。
「ニトリの硬質マットレス(かため)厚さ5cm」のシングルサイズを購入。
床板のサイズに合わせて、カッターナイフでカットし、タッカーで合板にとめています。
前の部分と、後ろの部分に分けて2つ作成し、並べて使用しています。
製作時間は約40分くらいだと思います。
天井
天井は、板張りにしたいと決めていました。
ただ、羽目板を色々探してみましたが、結構なお値段だったので断念。
何か良い方法ないかなぁと、ネットサーフィンしていた中で見つけた軽バン生活さんの動画にたどり着き、参考にさせていただきました(^^)
ありがとうございます(^^)
合板をホムセンでカットしてもらって、角をヤスってそれっぽくしました。
それを天井部分にビス止めしていきました。
一人作業なので、相棒はダイソーの突っ張り棒さんです。
少しずつ形になってくるこの瞬間がたまりません(笑)
カーテン
さて、寝よう!
となった時に、すぐにグルっとカーテンで目隠しができるようにしたかったので、Amazonで曲げられるカーテンレールを購入しました。
カーテンレールをのこぎりで切って、長さを調整。
あと、Amazonに欲しい長さのカーテンレールが白しか無かったので、茶色に塗装。
ミッチャクロン+カラースプレー
乾いたら、天井にビスでとめていきます。
カーテンは、好みの生地で自作しようと思っていましたが、なかなか好みの生地に出会えなかったのでホムセンでセール品を購入。表から見てもも裏から見ても、裏地が見えないように加工しました。
こうすることで、遮光性も増したのでとても良かったと思います。
床下引き出し収納
後ろのドアを開けると、床下収納の引き出しにアクセス出来ます。
左の引き出しには、食料品を。
真ん中の引き出しには、調理器具などを入れています。
一番右は、簡易テーブルが収納されています。
これも動画投稿済みなので、良かったら見てください(^^)
玄関デスク
簡易シンクを取付けたことで、メインのデスクが無くなってしまったので、玄関部分に天板を取付け出来るように加工しました(^^)
結果、前のデスクよりとっても使い勝手が良いです(笑)
まとめ
軽キャンピングカーは、使っていくうちにどんどん進化していく。
それは、良いと思って作っても結局使い勝手が悪かったりして改善したり、新たなアイデアが湧いたりするためである。
そもそも私は、災害時の対策としてもワンコと過ごせるシェルター的な空間にしたかったので、現状とても満足している。
欲を言えば、もっと広い空間で過ごしたいので、もっと大きい車をベース車として車中泊車をDIYしたい。
始めから綺麗に作り込まれたキャンピングカーは、とっても素敵だし魅力的。だけど、私は自分の暮らしにあった自分が一番使いやすいと感じる空間を作りたいし、その中で過ごす時間は特別な時間になる。
あぁ。大きな車欲しいな(笑)
最後に
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
動画でも投稿してますので、動画でご覧になりたい方はこちらをどうぞ(^^)