中古で購入したハイエースの内装を全部外してみました。
女一人での作業は無理があるかな?と思ってましたが、なんとか出来ましたのでご紹介します。
私は、DIYを始めるのに工具の名前が分からずに調べようがなく困ることが多かったので、使用した工具や購入した物のリンクも貼っておきます。
車体購入
車体は、ハイエースバンのハイルーフスーパーロングで平成20年式の車です。
あまり車の種類に詳しくないので、このくらいの情報しか出せません(^_^;)
この車を購入した理由は、遠方ロケに使える車中泊仕様の車が欲しかったからです。
撮影以外に、編集作業や食事、お手洗いなど、車内で全てのことが不自由なく出来るように。
なので、車内で立てる事が私の中の条件のうちの一つでした。
あと大事な事を書き忘れるところでした。
大切なわんこ達とずっと一緒に居れるように。色んな所に一緒に行けるように。わんこにも快適な空間を作りたいです。
そして、既製のキャンピングカーもレンタルして、その使用感など色々考慮した結果、自分たちの使いやすいレイアウトをDIYしようと決めました。
この車なら、身長151cmの私は問題なく立つ事が出来ます。
ここをキッチンにして…
と妄想は膨らみます(笑)
そんなハイエースの納車日の動画はこちら↓↓↓
まずは解体作業から
前回のハイゼットDIYから学んだことの一つとして、まずは一旦車の中をすっからかんにしてそこから順を追ってDIYしていく方が良さそうって事。
なので、ひとまず外せそうな内装と座席等を外すことにしました。
ただ、ハイゼットの座席を外す時もかなりの力が必要だったのでちょっぴり不安です。
というか、かなり不安です(笑)
解体作業をするのに使った工具
私は今住んでいる家が古民家ということもあって、ハイゼットをDIYする前に家のDIYをしていました。ただ、その時に困ったのが工具の名前が分からなくてググれないって事。
あと、そもそも工具を知らないから無駄に手作業していたりして(^_^;)
なので、DIYやってみよっかなぁっていう女子がこのブログを見つけてくれた時の為にリンク貼っていきます。(自分の備忘録にもなるので)
内張り剥がし
車の内張りを剥がすのにあると便利です。私はエーモンの内張り剥がしを使用しました。
最初に買った内張り剥がしがこれだったので、また同じ商品をリピ買いしましたが、
こんな感じのセットになってるやつも良さそう。
助手席側の手すりを外す時に、手持ちのマイナスドライバーでは隙間に入らないし、この内張り剥がしも入らなくて、精密ドライバーでグラグラになりながら蓋になってる部分を外したので、このセットの中の薄いタイプのものがあったら作業しやすかったのかも。
レンチ
ボルトを外すのに使いました。
私はホームセンターで購入しましたが、同じような商品を貼っておきますね。
↑
こんな感じのやつです
後部座席を外す時に使用しました。
もうひとつこの下の写真のセットの中に入ってる「ラチェットハンドル」にソケットを付けて使用しました。
こんな感じで↓↓
これも昔どのタイミングで買ったか忘れましたが、Amazonで似たようなの探したので貼っときます。
これは、ボルトを緩める時に、最初に使った「レンチ」だと回しきって、また先をはめ直してって繰り返し作業しないといけないんですけど、これを使うと先をはめ直す事無く「カチカチ」と作業できます。
語彙力無くてすみません。
どういうこと?って脳内が「?」で埋め尽くされた方は、ぜひ動画をご覧ください。
最後に貼っておきます。
↑
こんな感じのやつ
インパクトドライバー
動画内では、ビバホームのオリジナル商品なのかな?「エレバリオの充電式インパクトドライバーセット」を使っていますが、もうひとつBoschのインパクトドライバーも併用しています。
その理由は、DIYしていく工程で、下穴を開けてからビスで固定する。とかよくあるんですけど、下穴を開けるためにインパクトドライバーの先を穴をあけるパーツ付けて、穴を開けたらビスを止める為のパーツに付け替えて、、、というとっても時間がかかってしまう非効率な作業になってしまうので、一つのインパクトドライバーは、穴開ける用、もう一つはビスを止める用、みたいな感じで用途を分けて使用しています。
いよいよ作業開始!壁の内張りから剥がします
まずは難易度の低そうな、壁の内張りを剥がしました。
このコルクボードもどきみたいなやつです。
ここで見えている丸いボタンみたいなボッチンを内張り剥がしを使用して外していきます。
私は、この留め具と内張りの間ではなくて、内張りと車体の間に内張り剥がしを入れて外しました。
その方が外しやすかったので(^^)
荷室部分の天井の内張りを剥がす
次に天井の内張りを剥がしました。
天井も、この丸い留め具を内張り剥がしを使用して外していきます。
ただ、これ結構大変でした。と言うのも、この留め具と内張りの隙間に内張り剥がしを入れるのがまず試練。入りやすい場所と入りにくい場所がありました。謎。
留め具と内張りの間に、内張り剥がしを入れてテコの原理で「パコ」って外したいのに、なかなかその「パコ」ってなる場所を探せない。なので、この一つの留め具を外すのに結構時間を費やした場所もありました。
この内張りと内張りの境目みたいなやつは、端っこ引っ張ったら次々に外れてくれて簡単に外す事ができました。これくらいスムーズに外せるととってもありがたい気持ちになります。
そして、天井にはルームランプがあります。それも外さないといけません。
まずは、ルームランプのカバーから外します。
カバーを外して、見てみると2ヶ所ネジで留められていたので、これを外します。
そうすると、裏側にコードが繋がっているのでそれを外します。
これでルームランプの取り外し完了です。
ネジを無くしてしまわないように、私はマスキングテープでくっつけておきました(笑)
あとは、こんな感じで引っ張ったら外れました(*^^*)
↓↓↓
スライドドアの内張りを剥がす
スライドドアの内張りを剥がすのに、このドアノブ?的なやつを外したら取れそうな感じだったのでまずはそれを外すことに。
でも、よく見るとネジの形がよくある「+」の形じゃなく「*」みたいな形してる。
手持ちの工具を探しましたが、ピッタリハマるサイズの工具が無かったのでAmazonで注文。
なので、次の日に作業しました。
Amazonで購入したのがこちら
トルクスネジ用ビット 8点セット 65mm BS-22N 六角軸 6.35mm
これは、インパクトドライバーの先に付けれるタイプのやつです。
星型のネジは「トルクスネジ」というらしいです。
ネジが固くて、回せないといけないと思ったのでインパクトドライバーにつけれるタイプの物にしました。
翌日届いたトルクスネジ用ビットのセットの中の「T25」というサイズがピッタリでした。
これで2つのネジを外します。
外したら、下側に手を入れて外します。
外れたらこんな感じでした。
あとは、壁の内張り同様外していきます。
後部座席を外す
後部座席は、案外簡単に外れました。
まずは、前の方が2ヶ所ボルトで固定されているのでそのボルトを緩めて外します。
このラチェットハンドルにソケットを付けてキコキコ、カチカチとボルトを緩めていくと
こんな感じでスポッと抜けます。
2ヶ所ボルトを外したら、後ろ側にレバーが2つあるのでそれを握ったりして、調整して外します。
床のシートを外す
まずは、このスライドドアを開けたところにあるカバーを外します。
6ヶ所ネジで留められていたので、それをインパクトドライバーを使用して外します。
カバーが外せたら、いよいよシートをめくっていきます。
なかなかのお錆びさんです。
正直びっくりしました。。。
シートは、引っ張れば取り出す事ができました。
ただ、少々重いです。
あと、写真を取り忘れたのですが、リアドアの入り口のところにも、スライドドアのところにあったカバーのようなパーツがついていたので、それも同じ要領で外しました(*^^*)
タイヤハウスのカバーを外す
1ヶ所だけピンで留まっていたので、それを内張り剥がしで取りました。
そしたら、案外簡単に「ペロ」って外れました(*^^*)
運転席と助手席を外す
まずは、助手席から取り外してみることに。
ところが、ボルトが固すぎて手持ちの工具ではピクリともしない。。。
なので、またAmazonで工具を注文しました。
今度はこの工具です↓↓↓
ベッセル(VESSEL) ソケット ビット セット 5本組 BW-70
これは、インパクトドライバーの先に取り付けるやつで、機械の力を拝借しようという魂胆です。
翌日届いたので、早速作業開始。
最初インパクトドライバーでも回らなかったので、焦りましたが、ぐっと押し付けるように力を加えたら無事に取り外す事ができました。
反対側も同じ要領で外します。
この座席を外すのに、色々やってみたのですが中々外れなくて、YouTubeで調べたら座席と背もたれが別になっているとのこと。先に調べとけよって感じですが、本当にわからないことがあればYouTubeやGoogleやyahooなどの検索エンジンで検索すると、答えが見つかるのでありがたい時代です。
という訳で、座面だけ引っ張ってみました。なんとも簡単に取り出す事ができました。
ただ、座面の裏側で「シートベルトセンサー」が繋がっているので、それを取り外します。
私は、ペンチで挟んで外しました(*^^*)
あとは、目につくボルトを全て外しました。
助手席の後ろ側にもありました。
ボルトが外せたら、無事に助手席を取り外すことが出来ました(*^^*)
次は、運転席です。
運転席は4ヶ所ボルトで固定されていたので、そのボルトを外していきます。
こちらもシートベルトセンサーが座席の裏側で繋がっていたので、それを助手席の時同様外します。
無事に、運転席、助手席ともに外すことができました!
パチパチ。
最後に、シートしたに敷かれているマットを取り外して完了です。
これも内張りと同じようなピンで固定されていたので、内張り剥がしを使用して外しました。
運転席上の天井の内張りを外す
作業も大詰め。運転席の上の内張りを外します。
※動画では、運転席と助手席の座席よりも先に作業しているので、画像にはまだ座席が残っています。
これも、後ろの荷室上と同様に、まず内張りの上から固定されているものを取り外します。
手すり
まず、マイナスドライバーなどをここの隙間いれて、カバーを外します。
カバーを開けると、中にビスがあるのでそれをインパクトドライバーで外します。
前側にある手すりのカバーの隙間が狭くて、手持ちのマイナスドライバーや内張り剥がしが入らなかったので、精密ドライバーでカバーをあけました。
これも、また中にビスがあるのでそれを外します。
次はサンバイザーを外します。
2ヶ所固定されていたので、これもインパクトドライバーで外します。
そして、ルームランプを外します。
外し方は、後ろの荷室と同じです(*^^*)
次は難易度高め。
後部座席用?のエアコンの吹出口を取り外します。
吹出口は2つあって、1つは上手にあっさりと外せましたが、もう1つはピンの位置が分からなくて苦戦しました。
結局どのあたりにドライバー等入れていくのかは、わかりませんでした(^_^;)
本当、手探りです。。。詳しい人が見たら、いらつくだろうな(笑)すみません。
中央部分に、エアコンの調整パネルがあるのですが、それはピンの位置がなんとなく手探りで分かったので、上手く外せました。この丸印のあたりにありました。
そして、内張りを留めている丸い留め具を外します。もちろん、内張り剥がしを使用します。
で、この運転席と助手席の上付近にある四角い給気口なのかな?
これが蓋をあけるとビスで留められていたので、それも外しました。
後は、引っ張れば外すことが出来ました。
まとめ
作業を開始するまでは、「もしボルトが固くて外せなかったらどうしよう」とか「力が足りなくて出来なかったらどうしよう」とか不安が沢山ありましたが、いざやってみての感想は、力が足りなければ機械に頼れば良いのだと思いました。
私は、基本的に物の構造に疎くて軽バンDIYの時もそうでしたが、頭の中でイメージしようとしても中々難しいタイプの人間です。
よく、設計図書いたの?とか聞かれますが、そんなの書けるわけがありません(笑)
だから、今回もまずやってみて、分からなかったらYouTubeで検索する。Googleで検索する。それで解決できました。
なので、DIY始めようと思われた方がこのブログにたどり着いてくれて、何か少しでも参考になったらとっても嬉しいです(*^^*)
最後に
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
動画でも投稿してますので、動画でご覧になりたい方はこちらをどうぞ(^^)